テンプレートと競合と費用対効果について
費用対効果の高いテンプレートを選ぶ
「予算がないので、テンプレート使った提案をしてください」って言われました。
一見、お手軽で簡単、トータルのコストはオリジナルのものとは段違いに抑えられる!
・・・って、なわけないんですよね。
テンプレートに沿った変更作成には、意外と時間がかかるものです。
特に、探すことの手間です。
先方から指定してもらえるのであれば、まぁよしとします。
しかし、自分で数パターン分を探して、選定し、まとめてから提案する。
やってみれば分かりますが、思っている以上にハードです。
もう一つは、枠組みによる拘束力の強さです。
テンプレートの枠組みに沿って話しを進めていくことが前提ですが、どこかでリクエストが叶わないことによるフラストレーションが襲ってきます。
そして、テンプレートデザインを使うにあたっては、最初の企画から設計、デザインから作業までを頼りきっているため、いちいち既成の型に拘束されて、仕上がりの殆どは「チグハグでアベコベ」なものになります。
しっかりと知識と経験が備わっている方であれば問題ないのですが、よく出回っている「誰にでも簡単にできる!」的なノリのものには、こういったリスクが隠れていることを認識・理解しておかなければなりません。
・・・と、こういったことに突っかかってしまうのは理由があります。
よく競合相手がテンプレートの変更作成を「WEBデザイン制作」と称して、当たり前の金額を提示しているのを目の当たりにしているからです。
選択する側の目、判断する側の審美眼、決済権を握っている側の目など、とにかくその時点における「最善の判断」をしているのでしょう。
しかし、数カ月~2年以内に『チョッとミスったよなぁ・・・』的な理由で、再構築/リニューアルの相談がきたりします。
選択した側の責任ではありますが、最後に困ってしまうのも選択した側です。
そのような流れで、改めてご相談をいただけるのは誠に光栄です。
ただし、その決断に至るまでに、お客さま側では何やかんやの経緯や多少のトラブル、ストレスが生じていた事実が含まれているのは言うまでもありません。
そういったケースなどを思い出し、先の競り負け結果があっても、それがテンプレ案件だったと分かると、「あぁ、ウチでなくてよかったなぁ」と数ヶ月後などに一人ホッと胸を撫で下ろすこともしばしばあります。
費用対効果・・・この語彙は、時として大切なモノを見えなくし、関わる人達のココロを蝕んでいく効果があるようです。
ヽ(´ー`)┌
↓↓Sexy & CoolなPrince-World♪(゚∀゚)
Prince – Sexy Mother Fucker
Editor’s Note
気がつくと、今年も折り返しの時期です。
特にスタートポイントに戻ることもないのですが。
とにかく前へ進んでいくのみ。以上です。
会社員でないはじめての年なので、日々、色々と考えて自身に刻み込んでいます。
時間の速度がコントロール出来ることが理解でき、それが現時点の最大の収穫です。
個人的には、夏は相当の消耗時期であるため、真っ盛りになる前に、意識的に急いて活動中です。
クリームデザインでは、ロゴデザインだけでなく、それらを最大限に活用できるホームページの作成、販売促進のお手伝いも得意です。
有難いことなんですが、ロゴデザインなどのご相談がとても多く、やり取りをしている中で「ホームページの制作もやってくれるんですか?」と質問されます。出来ることはなんでも承っておりますので、お気軽に些細な事でもご相談下さい。(`・ω・´)ゞ